3年ぶりの鈴鹿に訪れた佐藤琢磨には、残念ながらF1ドライバーとしての仕事はありませんでしたが、図らずもそれが佐藤琢磨人気を再確認する事になったように思います。
琢磨は初日から最終日まで、精力的に沢山のイベントに参加。
どのイベントも大盛況で、琢磨に向けられた声援は本当に大きく、あらためて多くのファンが佐藤琢磨を待っているのだと感じさせられました。
イベントの合間を縫って、琢磨は各チームの首脳と面談、全てのチームと話をしたようです。
またF1会のボス、バーニー・エクレストンともコンタクト。直に自身の存在をアピールしたそうです。
しかしF1を取り巻く状況は混沌としており、存知の通り才能の有るものが生き残れるとは限らない、政治力が大きく影響する世界へとますます変貌しています。
現に今回の鈴鹿でも、明らかに実力不足と思われる選手がクラッシュを演じたり、未熟なレース運びで危うくレースを台無しにしそうになったりと、ファンが望んでいる ” 世界最高クラスのマシンとドライバーによるハイレベルなレース ” とは凡そ言い難い状況でした。
しかしチームには、そんな未熟な選手でも走らさなきゃならない事情やシガラミが存在していて、真に望んだラインナップを揃えるられるチームはほんの一部しか無いのも事実。
ファンあってのF1なのに、ファンが見ていて楽しくない状況でレースをしなければならないという、大きな矛盾を抱えているのです。
このサイトは、佐藤琢磨を応援するサイトなので琢磨をフィーチャーしてはいますが、一F1ファンとして客観的に見ても、もっとF1に相応しい選手は沢山居ると思いますし、そうした選手が出ていれば、もっともっとF1は面白くなるに違いないと思うのです。
佐藤琢磨は鈴鹿での ” 就活 ” を終え 『 現状報告できることは何も無い 』 とし、今のF1でレギュラーシートを獲得することは、非常に難しいとコメントしています。同時に、あくまでF1にプライオリティがあるとしながらも、同時にIRLへの移籍も視野に入れて今後は活動していくと明言しています。
アロンソがフェラーリに移籍、ライコネンはどうなるのかも未定、撤退決定のBMWからクビサがルノーへ移籍するのではないか等など、F1レギュラーシートを取り巻く状況は、ますます混沌としてきました。
佐藤琢磨のF1復帰の芽も無いわけではありません。
しかし、未だ日本人選手の大活躍を見たことの無いIRLで、佐藤琢磨がチャンピオンシップ争いを演じる姿も・・・見てみたい気はします。
いずれにしても、琢磨の往く道をどこまでも応援する事に変わりはありません。